高揚感で発生した無理な追い抜きでの追突
3月14日富士スピードウェイカートコースへ仲良いメンバーで練習、私は個人売買で購入したNSR50のシェイクダウンも兼ねていました。
追突した事実を反省し自分の中の罪悪感の整理とサーキット初心者に知ってもらいたい追突しない走り方を検討したので書いておきます。
原因
・追い抜き技術が未熟なのに「今とても調子良く走れている!」という高揚感に押し出されて追い抜きできると判断を間違えた
・ラインが塞がれてしまった事に対して選択肢が無かった
・練習なのに余裕を持ったライディングでなかった
この日はとても混んでいて35秒程度のコースにモタード車、ナンバー付き自走組、ミニバイク車が混在で約30台、ぶつけないように意識して走る時間が多かったです。
コース側から危ない判断が下ったのか途中からは125cc以下、以上で2クラス分けとなりました。
コースの状況
・クラス分けされても混んでいる
・排気量別枠であってタイム分けではない
・全開走行できない初心者の方、または速くてもタイムが近い者同士抜けずでの渋滞が発生
私の状況
・シェイクダウンのNSR50でなるべく感触を掴みたかった
・そのためクリアラップを作りたかった
午前中に2本程度走りましたが抜く事に忙しく部分的に全力で走っては抜いて、渋滞を超えて速い人に抜かれてはまた渋滞にはまるという状況だったので12時ころから2時間程度走るのをやめました。
14時ころから若干ですが人数が減ってきたので再度走り出します。
この時にもう気持ちがおかしくなっていました。
「コースが空いてきたからクリアラップを作ってどの程度のタイムが出るか確認してみよう」
こんな混んでいる状況なのに精神的に焦っていて無理な追い抜きになりました。
回避する技術の引き出しもありませんでした。
サーキットで確実に前走者をパスするには
・コーナーで抜かずにストレートで抜く
・相手にこちらの存在を示して認知させる
1人でライディング技術を磨くことを目的にタイムアタック的なことばかりしていたせいで駆け引きや、抜く技術がおざなりでした。
今後レースに参加していく予定なので抜く技術も練習していきます。